私は高校時代に第二外国語として日本語を勉強しはじめました。ひらがなやカタカナなど、最初の1歩が最も難しかったのですが、勉強すればするほど日本語を非常に面白いと感じるようになりました。また、ホーチミン市にある日本人との交流会を通して、日本語に対する興味が大きくなっていくのにつれて、日本人と日本の文化がますます好きになりました。そのような理由で、大学に入る時に日本学部を選びました。
今は大学3年生で日本語を専攻しています。しかしながら、自分自身の日本語能力に満足していませんし、日本文化に関する知識も足りません。そのため、大学生のうちに日本に留学することを希望するようになりました。
日本への留学は一生に一度あるかないかという貴重な機会です。私は留学中に3つの目的を達成することを目指します。まず、１つ目の目標として、日本語能力をできるだけ高めることです。大学でアカデミックな日本語を使うだけでなく、スーパーや駅など大学以外でも毎日、日本語で会話をすることで、聴解力と会話力をアップしたいです。２つ目の目標として、好きな日本語の背景にある日本の文化や社会を深く理解することです。「新幹線に乗ること」や「花見をしながらお弁当を食べること」のようにたくさんの新しくて面白いことを体験し、日本での生活を楽しみたいです。最後、３つ目の目標として、日本人と積極的に交流するとともに、神戸松蔭の様々な国からの学生とも友達になることです。
神戸での留学生活で、これらの目標をかなえるため努力していきたいと思います。

　時間が経つのは早いもので、来日してからあっという間の5か月でした。日本でたくさんの新しい体験を得ながら、充実した毎日を過ごしています。また、HUMAP奨学金のおかげでお金の心配がなく快適な生活が送っています。

今、振り返ってみても、留学先に神戸松蔭を選んだことはとても良かったと思います。なぜ良かったかというと、松陰では４技能のバランス良く日本語のレベルアップができるだけでなく「日本語教授法」や「メデイア・文芸入門」のような専門的な授業も受けたり、「花道」などの日本独自の文化も直接体験できました。

毎日、安心して楽しく日本で生活できるのは、たくさんの日本人の先生たちや友達が私を応援してくれるおかげです。日本語がまだペラペラではないため、自分が言いたいことをすべて言える訳ではないのですが、友人はいつも落ち着いて私の話に耳を傾けてくれます。

日本への留学のおかげで、新しいことを体験できるチャンスを与えてもらいました。人生で初めて10度以下の寒さを体験したり、雪を見たりしました。神戸以外に、今まで大阪、京都、そして北海道に旅行しました。日本の景色は言葉で表せないくらいとても美しいです。

留学期間はあと6ヶ月しか残っていませんが、日本語能力試験N1を取れるように日本語をもっと勉強するとともに、もっと色々な日本文化を体験したいと思います。

　1年間の交換留学期間はあっという間に終わりました。夢のような毎日を過ごし、私にとって非常に有意期ですばらしい１年でした。この間、様々なことを学び、多くの経験を重ねました。今は、日本に来る前に誓った目的を達成できたという気持ちでいっぱいです、
まず、大きな不安を抱えながら来日した1年前の自分と比べてみると、色々な点でぐっと成長したように感じます。苦手だった聴解と会話の能力が向上するのに伴って、文法的な間違いを気にせず、日本人の先生たちや友達と話せるようになりました。「華道」や「茶道」のような日本独自の文化も直接体験した上、はじめての紅葉や桜など、四季にわたる日本の景色も見られました。そして、日本に留学したおかげで、最初の予想よりもずっと多くの日本人と友達になって、とても親切にしてもらいました。この貴重な経験を一生、絶対に忘れません。
HUMAPのおかげで、金銭面な不安がなく日本で充実した生活を送ることができ、本当にありがたいと感じています。これから、更に自分自身を成長させ、ベトナム大学を卒業後、大学院生として再び、日本、特に神戸に戻ってこられるように努力したいと思います。