小さい頃から日本のアニメが好きで、日本語に興味を持つようになり、大学に入って、日本語を勉強し始めました。日本語を勉強しているうちに、日本文化が好きになりました。いつか日本へ行って、教科書の中で学んだことを実際に自分の目で確かめたいと思い、日本留学を決意しました。大学2年生の時、姫路獨協大学の交換留学プログラムに応募し、チャンスを掴みました。
今回の交換留学を通じて、達成したい目標は二つあります。一つ目は日本語能力を高めることです。中国の大学では、日本語で話すチャンスが少ないので、日本にいる間、できるだけ多くの人と話して、日本語がうまく話せるように努力したいと思います。二つ目は日本の伝統文化を体験し、日本文化を深く理解することです。
姫路獨協大学に入って、いろいろな国の学生と一緒に勉強することができました。プレゼンテーションの授業で初めて発表した時、声が震えるほど緊張しました。しかし、今の私はもう発表するということに慣れてきました。この授業を通じて、私は少し自信が持てるようになりました。そして、履修した授業の中で、一番好きな授業は日本文学の授業です。先生の授業はとても面白くて、島崎藤村、夏目漱石、森鷗外など日本の作家の話を聞きました。先生の授業のおかげで、日本文学に興味を持つようになりました。
勉強だけではなく、私はいろいろな活動に参加しました。2019年3月3日、私は姫路市文化国際交流財団主催の日本語スピーチコンテストに参加しました。「姫路城を歩く」というテーマについて話をしました。初めてこんなに大きな舞台で話すことができたことは、私にとって貴重な体験になりました。
時間が経つのが早いです。日本での生活は早くも一年が経ち、留学生活も今週で終わりを迎えます。この一年間の留学生活を振り返ってみると、私はたくさんなことを学んで成長できました。将来の目標も見つけました。
姫路に来たばかりの頃、方言が全然聞き取れなかったです。今は少し方言が聞けるようになりました。青春十八きっぷを使って、一人旅をして、やりたいことに挑戦する勇気が持てるようになりました。人生初めての体験もたくさんできました。初めての留学、初めての紅葉、初めての大雪、初めての桜、初めての花火大会……すべての初めては私の大切な宝物になりました。この短い一年の留学生活は私にとって一生忘れられない思い出です。帰国しても一生懸命日本語を勉強したいと思います。将来の目標は日本の大学院に進学することです。いつかまた日本に戻ってくると思います。
最後、HUMAP奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございました。これからもより一層勉学に励み、夢に向かって日々精進してまいります。