私は兵庫県立大学で、遊佐真一教授指導のもと1ヶ月間研究を行いました。
2019年3月13日(水)に兵庫県立大学の学生およびスタッフを対象とした講演会を行いました。
また、2種類の研究を行い、それぞれ非常に良い研究成果が得られました。
1 二重鎖カチオン界面活性剤の合成とキャラクタリゼーション
〇ヘキサデシルジメチルドデシルアンモニウムクロリド(C 16 C 12(CH 3)2 NCl)およびドデシルジメチルオクチルアンモニウムクロリド(C 12 C 8(CH 3)2 NCl)の合成を行いました。
〇臨界ミセル濃度測定、TLC、DLS、NMR、IRにより界面活性剤のキャラクタリゼーションを行いました。
〇 Curtin大学で、さらに平衡状態の表面張力測定動的表面張力測定と分子動力学シミュレーションを行う予定です。
〇 これらのデータを基に論文を作成する予定です。
2 6種類の界面活性剤を含むFe(OH)3コロイドの調製と特性評価。
〇 6種類のカチオン性界面活性剤存在下でのコロイド溶液の作製を行いました。
〇 これらのコロイド溶液をDLSで測定して粒子サイズを調べました。
この実験結果から、界面活性剤の種類の違いによるコロイドの分散安定性への影響を調べられました。