HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2018年度『受入』

  • 氏名:Sriprasert Farida [ タイ ]

  • 受入期間:2018年09月20日 ~ 2019年08月09日
  • 受入大学:関西国際大学
  • 在籍大学:タマサート大学


留学のきっかけ、目的

日本でどんな生活するのかを知りたくて関西国際大学の交換留学の参加を決定しました。
タマサート大学、教養学部、日本語学科のスィーパーサート・ファーリーダーです。日本語を勉強すればするほど、日本人の文化や習慣や社会などが分かってきました。また、去年(2017)日本人の友達ができて、日本に泊まる機会がありました。子供の時から日本はいい国だと聞いていましたが、日本に旅行して自分の目で日本のすばらしさを発見しました。もし、1年間日本に留学できれば、もっとたくさん日本のすばらしさを発見できると思っています。
関西国際大学では、教師になりたいという将来の夢に近づくことができると思います。私は今まで日本語と英語を教えるアルバイトをしていました。そして、インターンシップとして中学生と高校生に日本語を教えていました。しかし、私の教え方はまだ上手ではありません。関西国際大学には、日本語を教えることについて勉強する科目がありますから、前よりもっと上手くなりたいですし、私は日本人の先生の教え方が好きなので、関西国際大学に留学したいと思いました。
また、日本語を勉強するだけではなく、クラブ活動やボランティアなどにも参加したいです。クラブ活動やボランティアから色々なことを学ぶことができると思います。
将来、私が教師になれたら、生徒に日本語や英語などを教えるだけではなく、タイ人とは違う日本人の文化や性格などを伝えたいです。

留学中の体験

日本に留学するのもいつの間にかもう8ヶ月経ちました。長い間生活すればするほど、日本の素敵なところや新しい素晴らしさなどを発見します。外国で長い間旅行をしていると、帰りたい気持ちが強くなると聞きました。でも、私は帰りたくない理由を今までにたくさん見つけました。
ストレートにものを言うタイ人の私が恥ずかしがり屋の日本人と接するのは難しいと言われました。ですが、実際に日本人と接してみると日本人は相手のことを考えてストレートにものを言わないだけで、冷たいという訳ではないことに気が付きました。日本とタイは文化の違いがたくさんありますが、この逆境が私の新しい習得を邪魔することはありません。
毎日、友達と楽しい日々を過ごしています。学校のスピーチコンテストやお祭りや授業やクラブなどです。特別な時だけではなく、普段の時でも一緒にお昼ご飯を食べる時でも、友達の皆さんは見知らぬ人の私に話しかけてくれて、毎日の私を笑顔にしてくれます。
また、この学校では色々な面白い授業がたくさんあります。私は自分の世界を広げました。本当にこの大学に留学できてよかったです。

留学の成果、将来の目標

気づいたらあっという間に後1カ月で留学が終わります。帰国の日が近づいてきて、寂しい気持ちがどんどん強くなってきました。この留学のおかげで日本のドラマや映画のような生活を日本人の近くで実際に体験することができました。そして、日本人の学生のような生活ができて、母国の文化が違っても挑戦できました。おかげで私の日本語も上達し、日本語で聞かれてもすぐ日本語で答えられたり、頭の中で母語に通訳しなくても日本語で考えられるようになったりしました。私は外国人だが、日本人の方々との言語の壁がないような生活を送ることができたとさえ思います。
HUMAPの奨学金のおかげで、また関西国際大学のおかげで非常にためになる忘れられない経験ができました。及び、優しい事務職員さんや先生方には本当にお世話になりました。その上、関西国際大学での色々な授業は私の世界をさらに広げました。
そのようにして日本の素晴らしさを発見して満足したが、もっともっと素晴らしいところがあると思います。そういうことなので、私はまた日本に戻りたいです。日本の大学院に進学しようと思っており、いずれは日本で働きたいと思っています。
皆さん、ありがとうございました。